ブラック・ジャックのしくみを理解しよう

ブラック・ジャックのしくみを理解しよう

プレイヤーが21になったとき(だいたい28%の確率で起こります)、ディーラーは負けとなります。

また、ディーラーとプレイヤーの間には3%の勝率の差があります。当然、その差をつくったのはカジノ側です。公平なブラック・ジャックのゲームでは、プレイヤーが勝つ確率は44%と言われていて、通常ディーラーが勝つ確率は47%です。残りの9%はそれぞれが押し合って獲得する割合ということでしょう。

なぜデッキの数がハウスエッジに影響するのか?

ゲームに使われるデッキ(トランプの1組)の数が重要であることは、ブラック・ジャックのプレイヤーであれば覚えておくべきことです。ブラック・ジャックでは1から8組のデッキのカードが使われます。ハウスエッジはデッキが増えるごとに少しずつ上がってしまうのですが、それを知らないプレイヤーもいます。1組だろうと8組だろうと、小さい数から大きな数のカードの割合は1組のデッキと変わりがありません。では、どうしてデッキの数でハウスエッジが変わるのでしょうか?デッキの数が少なければ少ないほど、短い時間でゲームが終わります。

さらに、デッキが少ないゲームであれば、ダブルダウンやピースを使えるチャンスが増えます。下の図はそれぞれのデッキがどうハウスエッジを変えるのかを示しています。プレイヤーはほんの少しだけカジノ側よりも有利なことがわかります。(※アップデートされている場合もあります。)

ディーラーの規則とルール

カジノでは、ハウスエッジをコントロールするためにディーラーに対してルールを定めています。H17(ディーラーがソフト17の場合ヒット)かS17(ディーラーがソフト17の場合スタンド)かで、変更したりします。テーブルに大きく書いてあるので、どちらか効果的な方を選ぶことになります。ディーラーは自分サイドに勝つ見込みがあるかどうか常に見極めています。

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